栗野春香さんが出演する舞台「Stray Sheep Paradise:em」を見てきました。
会場は池袋のあうるすぽっとです(キャパは300くらいだと思う)。
豊島区の鳥はフクロウなんでしょうか?(調べろw)
今回はお盆休みの連休と被ったので7公演全通です(泣)
これまでチケット10枚買ったことはあったけど1回の舞台で最高6公演までしか見たことがないので最高記録()ですね(号泣)
この舞台、まあまあチケが高くてSS席が9500円、S席が8500円、A席が7000円(しかも手数料が1枚につき864円)で「これに接触もあわせたらまあまあキツいな。。。」と思っていたのですが、接触がなかったので普通に全部SS席で買えばよかったなと始まってから思いました(先に言ってくれw)
次があったら全てSS席にしようと思います。
でも最終日の2公演ともに自分の座席が機材席になっていて昼は最前に移動、夜はH列に移動になったのでまあ結果的にSS席で4回見られた感じになって良かったですw
さすがに夜の時に係員のお姉さんに「あら?また?」的なリアクションをされたときは恥ずかしかったですねw
これは見た人なら感じたと思うのですが、脚本・演出が栗野さんがセツナを演じた「QuartZ」の淡乃晶さんだったので世界観がめっちゃ「QuartZ」でした。
アリスインを見ている限りだと演出家の世界観を明確に感じることは自分はなかったんですけど、淡乃さんはとにかく自分を前面に押し出してくるのでこれは感じるなという方が無理ですね。
最初にリゼッタとヒジリが抱き合ったときに「うわー!出たー!!これだー!!!」と思ってしまいましたw
個人的には美しく繊細な照明(最前で見てると撮影したくなるw)と音楽はかなり好みなんですけど、女がすぐ抱き合うのはどうなのかなと思いますw
でも「QuartZ」の時に栗野さんが抱き合うのを見るのは楽しかったのを思い起こして「自分はしょせんドルヲタだからだれがやるかが重要だなw」と思いましたw
全体のお話としては「なくはない」という感じのお話ですね(うーん...ないかw)。
構成的には1つのテーマのもとに5つのストーリーが展開する感じです。
どうやって振り返ろうかな。
やっぱり時系列で行くのがいいですかね。
ということで最初はマリエレ・コラレット役の松田彩希さんです。
松田さんは初演もマリエレ役だったみたいですね。
マリエレというか松田さんは栗野さんを除けば今回の出演者の中で自分の一番のお気に入りです。
生徒会長なので生徒の見本とならなければいけないですから自分に厳しく、他人にも厳しい感じですが、あのストーリーからするとやっぱりちょっと無理してるのかなといった印象もありますね。
本人は背も高いので見た目もかっこいいし、しゃべらせてもかっこよかったです。
「EXAMINATION!」の場面は他の出演者と比べても圧倒的に良かったですね。毎回楽しみにしていました。
自分も手紙を渡してビンタされて説教されたいなと思いました(栗野さんにされたい感じもするけどそういうキャラ似合わないしなw)
続いてはファム・ブロッサム役の遠藤瑠香さんです。
ファムは「正しさ」の才能ということでやや地味になってしまっている感じがしたのとさらっといったものの「正義」と「正しさ」の差がイマイチよくわからなかったので(まあなんとなくそんな感じがするということであればそれでいいのかもしれませんが)ちょっと納得ができなかったんですけど、自分がこれまでに見た遠藤さんの役が両方とも男っぽい役(というか一つは男)だったので女らしさ満載のファムは新鮮でしたね。
というかあんなに細くてあんなにスタイルがいいとは思いませんでしたw
で、ここで扱うのがベストだと思うのですが、次はアイドルグループ「メイドレス」のリーダー、ノゾミ役の一村すみれさんです。
「メイドレス」のメンバー3人はメインのストーリーは持たず、ファムが「正しさ」の才能で卒業試験に挑む際に絡んでくるというのが最大の見せ場でした。
彼女に関してはアイドルグループのリーダー兼人気No.1(かどうかはわかんないけど自分としては勝手にそう思ってたw)の役としては完ぺきというか、本当にいたらめっちゃ人気出るだろうなと感じましたね。とにかく見た目がかわいいw
でもtwitterとかで病みツイートとかしそうだから俺は推さないかなw
まあそもそもユズ推しだしw
ってのは冗談ですが、本当に良かったと思います。
THEアイドル!!
「メイドレス」のメンバーのうちの一人、レイナ役の日下部美愛さんは劇中のノゾミのセリフにもありますが「かっこいい」です。
背が高いし、ルックス(顔)も整ってます。
自分が行くようなライブにはいないタイプですw
ってかPrizmmy☆だったんですねw
あんまり低年齢のグループに興味ないから全く分からなかったですw
続いては「メイドレス」のもう一人のメンバー、ユズ役のわれらが栗野春香さんです。
ユズは「おとなしくて、自信のない感じ」とのことですが、まあそんなにおとなしくて自信がない感じでもなかったようなw
なんかふざけてたしw
って書くと「上手くできてなかった」と思ってると思われてしまいそうですが、別にそういうわけではありません。
正直言ってこの舞台に出てた人は全員演技が上手い。
まあそもそもあまり自信のない感じを前面に出されてもそれはそれで微妙なのかなと思います。
「私がファン1号になってあげる」の場面は自信のない感じでしたが。
あとゆいまーるには全然似てないと思いますw
ただまあこれね、「ホントかよw」と思われそうなんですけど、5か月ぶりに見てもやっぱりめっちゃ可愛かったですね。
全然変わってなくてなんかホッとしましたね。
動作と表情の一つ一つが愛おしいんですよ(キモいw
まあでもやっぱり自信がなかったり悲しそうにしてるところより、楽しそうにしてたり、バカっぽい感じのところの方がかわいいw
あと栗野さんが出てるところだとそっちばっかり気になってストーリーがややおろそかになるw
ツイッターでエゴサしたら「栗野さんかわいい」って言ってる人が何人かいて嬉しかったですw
話は変わりますが、本人もインスタで言ってたように来てくれる人がかなり減ったと。
まあ正直言ってドルヲタは舞台が好きじゃない人がほとんどで、でもアイドルやってるときであれば義理で行く人もそれなりにいるとは思うけど、アイドル辞めちゃったらそりゃまあわざわざ来る人は減りますよね。
自分の周りで今回来た栗野推しはおそらく栗野さんが出てない舞台でも行くようなタイプの人しかいなかったんじゃないかな。
自分は比較的なんでも嫌いではないので舞台も全然問題ないのですが、主催がどうしても受け入れられなかったりすると行かないこともありますw(舞台に限らず)
あとはまあよっぽど本人のことが好きなら苦痛でも行くと思うけど、正直言って栗野一推しのヲタクって自分の他にいないと思っているのでそのへんも動員に結び付かない原因ですよね。
とりあえずパンフにも「茨の道を行く」と書いていましたし、共演者の方々も調べたら栗野さんよりずいぶん年齢的に上の人も多いからまだまだこれからだと思うので、これにめげずに演技は続けて欲しいです(まあこの程度でめげるくらいならもう辞めてるかw)。
場面が変わって3つ目のストーリーですね。
アリス・アマリリス役の佐藤日向さんです。
佐藤さんは自分が少しさくら学院に通っていたころのメンバーで見たのはその時以来ですね。
役的にはメリハリのあるキャラクターで演じやすそうというか伝えたいものを伝えやすそうな印象でしたがどうなんでしょうか?(誰に聞いてるんだw)
あとは自分の中で時間が止まっていて(別にストーリーとかけているわけではありませんw)いまだにさくら学院の時のイメージがあるので「年齢(20歳)の割には幼い印象でこの役なのかな?」と思ったことは否定しないです。
もう少しほかの役でも見てみたい気がしましたね。
まあでもあれですよね。いい役でしたね。話的にも殺し殺されるお話ということで一番インパクトがあって印象に残るし。
そしてこの場面のもう一人のキャラクターであるレンリ(ヒヨク)役の柳瀬晴日さんです。
柳瀬さんは「QuartZ」の主役でしたので皆さんご存じでしょう。
あの時はいまいちピンと来なかったですが(男役だったので。いや男ではないのですがw)今回はかわいくて良かったです。
柳瀬さんはメインの5人ではないんですけどめっちゃいい役でしたね。
1回目見たときにはこの場面のお話すぐには全部わからなかったですw
ってかもう声だけで「あ、ちゃんはるだなこれは」というのがわかるようになった気がしますw
どちらかといえばショートカットのヒヨクの方がかわいいかなと思いましたw
次はヒカリ役の栗生みなさんとセリ役の松村芽久未さんです。
このストーリーが最もQuartZ感があったというか、演出家さんの好みが出ていたような気がします。
結構激しめな「殺す」だなんだというストーリーの後にとにかく穏やかな場面が続く感じは回数を重ねると子守歌のような感じになってしまうのですがw
ヒカリは自分の中での栗生さんのイメージと結構あってる感じでしたね。アリスインデッドリースクールの時の感じと反対ですw
セリは男っぽい感じの役でちゃんはるさんのとこでも書きましたがイマイチ役的に好みじゃないんですよね。
まあこのへんは仕方ないかなと。
でもマリエレ様が実際はショートカットで「なんと!」となったり、松村さんもツイッター見てみると印象が全然違うのでそういうのも面白いところだなと思ったりします。
主役ということで自分がどうこう言うあれでもないんですが、まさか28歳とは。。。
しかしまあ芸能人だけに限らないですが、最近はみんな実年齢より若く見えますよねw
あとは身長が151㎝とのことですが、そんなに低くは見えなかったですね。
舞台だと身長って結構重要な気がしますね。
声優ですが役柄の印象にもよるんでしょうけどけっこうアイドルっぽいというか普通に半地下のグループとかにいそうですw
そして主役の相方?であるヒジリ・リンドウザカ役の青木志貴さんです。
美人っていうのはこういう人のことを言うんでしょう。
そこら辺のライブハウスにはいないタイプですねw
めっちゃ話しかけづらそうですけど話してみたい感じがしますw
背が高そうに感じたんですけど162㎝ということで、だから奥野さんが151㎝に見えなかったんですね。5~7cmくらい二人とも大きく感じましたね。なんか面白い。
まあ見た目の印象もあるのですが、この役の方が主役より印象に残った気がします。やっぱり見た目は重要だなw
奥野さんもかわいいですけどね。
ルクル役の永野愛理さんは先日見た舞台「脳漿炸裂ガール」にも出演していました。
「脳漿炸裂ガール」の時とはガラッと違う印象の役でお馬鹿で能天気なキャラクターでした。
かなり出番の多い役なのですが、いわゆる「才能」の部分に触れられるわけではなく(最後にちょっとあるけど)メインのストーリーを持たない役なのでキャラクターとは反対にやや地味でしたかね。
まあでも舞台にはこういう役がいないと話が進まないのかもしれません(自分は詳しくないのでよくわからん)。
最後は羊飼い役の持田千妃来さんです。
持田さんは栗野さんともよく共演している(と思う)のでご存じの方も多いと思います。
どこ見てんだかわかんない感じがAI感?がありましたね。
上に立つ存在としてかなり背が低いのが少し自分の感覚とは合いませんでしたが(あんなバレエシューズみたいなぺったんこな靴じゃなくても良かったのでは)、かなり良かったと思います。
もうちょっとこう衣装が。。。いろいろわかるような。。。(やめなさいw
舞台って劇団がそこの劇団員だけでやるのでなければ(そういう舞台があるのかどうか知らんけどw)基本的にはどっかから出演者を連れてきてやるわけですよね。
もちろん元々知り合いという場合もあると思いますが、ぜんぜん知らない人ともやっていくわけです。
そういう関係性でみんなで作り上げていくというのは結構エネルギーを使うと思うんですよね。どんな人間かもわからない場合も多いわけじゃないですか。
そういう状態でいいものを作り上げていこうという熱が伝わってくるような舞台はやっぱり見ていて楽しいですね。
もちろん一定以上のクオリティがあるというのは大前提ですが。
ライブもワンマンだと出演者から裏方さんまで全体としてそういうものを感じることが出来たりするんですが、対バンは本当にそういうのがないですからね。
まあそもそものコンセプトも違うから仕方ない気もしますが。。。
それとおそらく今回の舞台は栗野さんが出た舞台の中では一番メジャーに近い舞台だったってのもあって客の思考回路がそうなんでしょうけど接触がないのにグッズが売れてましたねw
スタンプラリーをやってたカフェのグッズとかなくなってたそうでw
接触がないのにグッズが売れるのはメジャーの証のうちの一つだと思っているので、あまりそういう現場に行かない自分としては普通に「すごいなあ」と思いました。
やっぱり出演者に対する尊敬や憧れみたいなものが強いんでしょうね。
栗野さんもそういうふうになれればいいなと思いましたね。
まあそんな感じで久しぶりに栗野さんが動いてるところをこの目で見られたので満足しました(ヲタクw