舞台「続・魔銃ドナー ~アーティフィシャル ダイアリシス~」(180414-15) #続魔銃ドナー

ノンシュガーの栗野春香さんが出演する舞台「続・魔銃ドナー ~アーティフィシャル ダイアリシス~」を見てきました。
会場は新宿村LIVE
自分が見たのは土曜の昼夜と日曜の昼夜です。
チケットは8枚買いましたけどねw

栗野さんは前回の「アリスインデッドリースクール」の時もシングルキャストだったのですが、本人が「あれはダブルの役だから」と言っていたようにそれほど出番が多かったわけではなく(アニメに出演もなかったし)、今回が本当の意味で初のシングルキャストになったのかなと思います。

栗野さんの今回の役どころは「ダイアリシス」という悪い人間の血だけを吸う「バイツ(吸血鬼)」でした。
同じバイツには主役のうちの一人、虹のコンキスタドールのメンバーの中村朱里さん、アリスインではお馴染み、アイドルとしても大先輩の八坂沙織さん、ダブルキャストに今回一番の仲良しと思われる池澤汐音さんと代々木女子音楽院のメンバーの横尾莉緒さんがいました。
で、その横尾さんと少し前にしゃべる機会があって「今回は栗野出番凄いあるよ」という情報を仕入れていたので少し期待しつつもこれまでのこともあったので「ほんとかなー」と思って見に行ったのですが、めちゃめちゃ出番があるいい役で本当にビックリしたし嬉しかったですね。
栗野さんの演技なんですけど、これは本人にも言いましたが全くもって問題がないというか普通にいいですよね。
安心して見ていられる以上に自分には余裕があるように感じられたのですが、それを言ったら「余裕ではない」と言われてしまいましたw
でも正直言って他のシングルキャストの中には安心して見ていられない人もいたと思うのですが栗野さんの場合はそういうことは全くなかったですね。
前半と後半でサチ(今回の栗野さんの役名です)にかなりの変化があるのですが、それも上手く演じ分けられていたと思います。
まあこういうこというと怒られそうなんですけど後半の本性を表してる感じって自分の中での栗野さんのイメージにまあまあ近いんですよねw
椿のお姉さんを演じるところも良かったでしょ。怖いんですよね(怖いのかよw
前半の高貴な雰囲気も似合っていたと思います。
アクションも良かったですね。ジャンプして蹴ったりするとかそういう場面はなかったですが動きはかなり良かったと思います。
普段は「えー!歩きたくないー疲れるー」とか言ってるんですがw
衣装も可愛くて似合ってましたね。
「普段もそういうの着ればいいじゃん」って言ったんですけど「絶対着ない」とのことでしたw
まあもし個撮する機会があったら自分が買って着てもらいますがw

とにかくですね、今回は栗野さんは本当に凄かったですね。
twitterでちょっと検索して評判を漁ったりもしてみましたがかなり高評価でしたよね。
以前クリスマスの時に脚本書いたときも「凄いな」と思って尊敬したと書いた気がするのですが、今回もビックリして嬉しかったと同時に尊敬しましたね。
初舞台からなんだかんだでもう1年半で最初は「マジかー舞台かよー」なんて思ってあまり気が進まなかったのですが、こうやって自分みたいな鈍感な人間でもわかりやすく前に進んでるのが感じられるとやっぱり応援していて良かったなと思います。
けっこう大変そうだなと思うこともありますが、なんといっても栗野さん自身が楽しそうなのでそれが自分にとっては一番かなと思います。
まあ他のかわいい子もたくさん見られるしね(一応自分で落とすw

栗野さんの次の舞台が7月に決まってるとのことなのでこれも本当に楽しみです。
どんな役かなあ。

今回の舞台は栗野さんの初舞台の「魔銃ドナー クロニクル」の続編です。
クロニクルに出たキャラクターも出ますし、出てないキャラクターも話の中には出てきたりとその辺も楽しかったですね。
自分はアリスインの同じシリーズの続編とか再演的なものを見るのは初めてだったので「昔から見てる人はこういう楽しみ方もしてたのかー」と感じましたねw
「クォンタムドールズ」のエッセンスも入っていて楽しかったですね。
アリスインの舞台そのものはどれも楽しいのですが、好み的な部分では自分は魔銃ドナーは好きです。
前回の雰囲気を詳しくは覚えてないのですが、今回はかなりテンポも良くて飽きさせない感じで良かったですね。何回も見るとどうしても途中で眠くなってくることがあったりするのですが今回はそういうことがあまりなかったかなと思います。
それからバイツと穢れた血を持つドナーの話なのでそんなに明るい話にならないのは仕方がないのですが、かといって救いがない雰囲気にもならず、バイツは死んで(消えて?)しまいますが今回はドナーで死んだ人がいなかった(前回はいたような気がする。良く覚えてないけどw)のでそれも良かったかな。
ただ唯一オープニングのダンスというか出演者の紹介シーンだけはイマイチだったかなと。あそこだけは前回の方が圧倒的に良かったし、「アリスインデッドリースクール ノクターン」もそうですが、後ろに名前を出してくれた方がかっこいいし、やっぱり好きな子の名前が出ると嬉しいものなんですよねw

では一人ずつ可能な限り印象を。

最初は黒樹とばり役(ダイアリシス)の中村朱里さんです。
中村さんは普段は虹コンのメンバーでアイドルをやっていて舞台に出演するのは2回目とのこと(1回目は所属事務所のディアステージの舞台だったみたいですね)。
栗野さんと同い年なんですが、これは本人にも言ったんですけどJKって雰囲気ですよね。
今回演じたのはもっと若い設定でしたがあまり違和感なく演じていましたね。
栗野さんと同じダイアリシスなので絡む場面も多かったのですがかなり年の差があるように感じられましたw
そういえばこれ書いててまた思い出したんですが、自分は初めて栗野さんを見たときに「JCかと思った」という印象を持ったのですが、それを栗野さんに知られたらめちゃウケましたねw
それとこの二人、少し百合っぽい雰囲気を醸し出していて「うむ…」となってしまいましたねw
演技に関してはみんな上手くて自分がどうこう言うアレでもないのですが、中村さんも良かったですね。
最後だけ雰囲気が変わるのでそこも見所でしたね。
サイン&握手会に行ってみたのですが、自分にはもったいないほどのメジャー感に遠慮してしまいイマイチ上手くいきませんでしたw
まあとりあえず撮りに行きたいなと思いますw

次は芹澤鷲璃役(ペイルライダー)の相笠萌さんです。
ペイルライダーというのは銀の武器でバイツを狩る人間ですね。人間ですw
この武器が普段は妖怪?の姿をしていてエンゲージすると武器になるという、いわゆるクォンタムドールズと似た設定なんですが、クォンタムでは武器は普段は人間の姿なのでそこが少し違いますかね。
相笠さんの演技を見るのは2回目なんですが、1回目の時もぶっきらぼうな感じの役というか、自分のなかでは彼女はそういうイメージなのですが、皆さんそうなんですかね?まあどちらかと言えばかわいいというよりかは美人という感じでカッコいい役の方が似合うのかなと思いますが。
しゃべったら意外と楽しかったですけどねw

続いては二ノ宮椿役(ドナー)の倉田瑠夏さんです。
倉田さんは舞台に結構でているようなのですが、大学卒業まで仕事をセーブしていた?ようで舞台も久しぶりだったみたいですね。
これ関係ないですけどチケイベの時に自分がまだ会場内に入れずに会場の外のエレベーターのところで並んでいたら倉田さんが次の仕事があるのか途中で帰るところで間近で見る機会があったのですがめちゃ「芸能人」って感じでしたw
今回は設定的に年齢からするとかなり若い役でしたがめちゃ可愛く演じていて「うわーかわいいなー」と思いましたね。
それと千秋楽の最後の挨拶でいきなり関西弁だったのに驚きましたねw
これはドナーの演出に関してなんですけど、今回の血液が自動で銃に充填される方がカッコよくてスマートな気はしたのですが、前作のように自分で抜いて充填する方がなんていうか切羽詰った感じや追い詰められて無理している感じが出ていてそれはそれで緊迫感があって良かったのかなと思いました。

次は吾妻レイカ役の錦織めぐみさんです。
彼女はLuce Twinkle Wink☆(名前がめちゃカッコいいですよね。センスありすぎ。)というアイドルグループのメンバーで今回が初舞台とのこと。
まあこんなことわざわざ言っても仕方ないというか言わなくても全員がわかってるのですが、今回の出演者の中で圧倒的にミスが多かったですよね。
まあ初舞台でセリフも多くて大変だったと思うのですが、自分としてはミスが多かったことより圧倒的な存在感とドナーの神3で偉大な先輩という吾妻レイカの雰囲気を十二分に表現していたことを高く評価したいです。
正直言ってですよ、ミスなんて慣れれば誰でも減らせるんですよ。でも存在感とかオーラは付かない人にはどんなに頑張っても付きませんからね。
今回彼女はもしかしたらけっこう凹んでいるかもしれないですけど(周りが皆上手いですからね)、まあ心配無用でしょう。
また舞台で見てみたいですね。
(アークジュエルは好きじゃないのでアイドルの現場には行きませんw)

続いては朝倉玉串役(ドナー)の横野すみれさんです。
横野さんは元スト生だそうです(チケイベで聞いた)
前作見てる方はわかると思いますが玉串のキャラが180度変わっていて「え?w」って感じだったんですが良かったですよ。
本人はこういう感じの役は初めてだったとtwitterで言っていましたが意地の悪い感じが最高でしたねw
それと体型的に細いのと脚の感じがめちゃめちゃ好みですw

お次は陽輝桜役(サーヴァント)の松田実里さんです。
サーヴァントというのはクォンタムドールズでいうところのエインヘリアルです。
個人的には今回はこの子(子って感じでもないけどw)が一番良かったと思います。
「凄い」の一言です。

次は真島久遠役(ドナー)の飯野美紗子さんです。
飯野さんも確か初舞台でしたがめちゃ良かったですね。
ただアクションはイマイチかなと思いました。

続いては有坂潤役(看護師・人間)の舞石まことさんです。
舞石さんは解散してしまった閃光ロードショーというプラチナムのアイドルグループにいて今回が初舞台でした。
この役は前作で栗野さんがやった役でその時に比べると出世して偉くなってましたねw
ただ栗野さんが演じた時も思ったのですがこの役って感情の起伏が凄くあるわけでもなくアクションがあるわけでもなく本当に普通に看護師の役なので目立てないので難しいですよね。
それとサイン&握手会に行ったらめちゃめちゃ可愛くて思わず「かわいいね」と言ってしまいましたw
閃光にいた頃の印象は全くないのですが「さすがプラチナム」と思いましたねw
「舞台どうだった?」って聞いたら「めちゃめちゃ疲れた。甘く見てたw歌詞を覚える方が楽w」みたいなことをいってましたがぜひまた出て欲しいですw
チケイベの時からけっこう気さくな感じで明るいので印象がいいです。
けっこう好きになってしまいました(キリちゃんもいたんだから閃光に行っとけば良かったのにw)

続いてはエイミー役の渡辺菜友さんです。
天才の試験管ベイビーの役です(14歳)
まあね、もういつも出てますから特に言うこともないんですが、今回資金難により挨拶に行けませんでした。すみません。
自分の顔を見ると「あw」みたいに反応してくれるんで申し訳ないですw
5月のアリスインにも行く予定なのでその時にでもw

最後にトゥームストーン役(サーヴァント)の若松愛里さん・天音さんです。
この役なんですけど、ずるいくらいかわいいんですよ。
今回の役の中で無邪気にかわいいのってこの役と椿くらいじゃないですかね。
二人とも背が低いのもかわいいし、動作もかわいいし、セリフもかわいいし、顔もかわいいし、とにかく可愛くて二人とも好きになってしまいましたねw
特に天音さんとはチケイベの時から盛り上がって恋()が燃え上がって()しまいましたね。。。
ケッコン()の約束もしたのであとはお日柄のいい日を。。。すみませんw
とりあえずこの二人はまた舞台で見たいですね。


そんな感じで今回も楽しかったですね。
金かかったけどw