PDR T10

最近、東芝デジタルカメラ「PDR-T10」を500円で入手しました。



200万画素機なので今となっては全く価値はないですが、見た目がカワイイのと当時としては珍しいタッチパネル式の液晶が印象的で記憶に残っています。
ちなみに前面のパネル(画像の水玉模様の部分)は交換式です(全23枚)。
これは既にデフォルトのパネルからは交換してある状態だと思います。
ただ、今となっては別のパネルの入手はかなり難しいのではないかと。

発売日は2002年3月。ちょうど10年前ですね。

撮像素子は有効画素数201万画素。
レンズは35mm判換算で38mm(F3.1)。
最短撮影距離はマクロモードで20cm(通常モードは40cm)。
液晶モニターは1.6型。
記録媒体はSDメモリーカード
単三電池二本で駆動します。バッテリーの持ちはかなり悪いです。エネループで50枚くらいしか撮影出来ないですね。

ISO感度は100・200・400。AUTOは無い模様。
起動は3秒くらいですが。ストロボをオンにしておくと10秒くらいかかります(苦笑)。
デジタルカメラにストロボは必要ないので(大雑把に言っちゃえば)、常にオフにしておく必要がありますね。
ちなみに電源を切っても設定は記憶されます。

この手の古いカメラの難点は画素数やノイズもそうですが、それ以上に動作が遅いことだと思います。
やはり動いているものを撮るのはほぼ無理です。
まあ、最新のコンパクトデジタルカメラでもこちらが意図しない動きをするものを撮影するのはかなり困難を極めますが。
それと35mm判換算38mmで40cmの最短撮影距離はちょっと遠いのでピントがあっていない写真が量産されてしまいました(苦笑)。
液晶が小さくて解像度が低いのでその場でピントの確認をするのが困難なのも結果的に失敗を招いてしまう原因ですね。
マクロモードでも無限遠までピントが合うので常にマクロモードにしておいたほうがいいかもしれません。