M-ROKKOR 40mmF2

名古屋遠征に行った時に栄のキタムラでM-ROKKOR40mmF2を購入しました。
α7S・α7R購入後、ライカのレンズを欲しい気持ちはあったのですが、いかんせんライカに詳しくないので何を買っていいのか良くわからず困っていたのです(M-FEのマウントアダプターだけ先に購入していました)。
まあこのレンズはライカのレンズではないのですが、最もライカのレンズに近いライカのレンズではないレンズ(レンズが多いw)だと思います。
ちなみに価格は9980円でした(安すぎぃw
カビがあるのとプライスタグには記載されていませんでしたがほんの少しだけ曇っています。
まあ実用上は問題ないレベルだと思います。




このレンズはライツミノルタCLというカメラの標準レンズです。
1970年代にライカは経営危機に陥っており、ミノルタに助けを求めてこのカメラを作ったらしいです。
ちなみにライツミノルタCLというのは国内で販売されたカメラで、海外では全く同じカメラがライカCLとして売られていたそうです(レンズはズミクロン C 40mmF2)。

M型ライカは付けるレンズの焦点距離によってファインダー内にブライトフレームというフレームを出してそれを基準にフレーミングを行うのですが、ライカのブライトフレームは28mm・35mm・50mm・75mm・90mm・135mmの6つであり、40mmはありません。
40mmのフレームがあるのはライツミノルタCL・ライカCLともう1台(ミノルタCLE)だけだと思います。
つまりこの40mmは通常のM型ライカで使ってもフレームが出ない(というか他のフレームが出てしまう)ので使いづらい(使えなくはない)のです。
なぜライツミノルタCL・ライカCLでは標準レンズを40mmにしたのかはわかりませんw(差別化かな?悪い意味でのねw

このレンズは激しくおしゃれなのですが、いかんせん最短撮影距離が40mmにしてはあまりにも長い80cmであり、ポートレートに使うにはかなり苦しいですね。
ヘリコイド付きのマウントアダプターを使えば30cmほどまで寄れるようになるらしいのでそれを買うしかないのかなと思いますが、まあα7Sにこのレンズを付けて歩いているだけでもおしゃれが過ぎてしまうのでアクセサリーでいいかとも思いますね。
9980円だったしw