笑っていいとも(091112)

AKB48がテレフォンショッキングに出演。

「多すぎ」って批判が湧き上がるのは目に見えてるんですが、基本的にはあそこまで多くの人数が一度に集まることはまずないし、今回も「出られる奴は出しとけ」的なキャスティング。
僕がAKBを気にするようになって出演するテレビを見るようになったのは今年の7月からで、それからは「AKBINGO!」「週刊AKB」「ネ申テレビ」「すイエんサー」の4番組を毎週チェックしていますが、いまだにメンバーの7割くらいしか顔と名前が一致しない(研究生も含めれば5割くらい?)。
もちろん今日も「誰だこれ?」「見たことあるけど名前がわからん」的な子が何人か。

AKBは「会いにいけるアイドル」というのをコンセプトに始まったわけですが、今ではヲタが増えすぎてしまいなかなか会うのも困難になったといわれてます。
ただ、AKBを本当に楽しむためにはやはり在宅ではちょい難しいかと。
やはり劇場に通って、握手会をループしないといけません。
というのも結局テレビを見ているだけでは出てくる子は毎週出てくるのですが、出てこない子は出てこないのです。そして、出てこない子は出てきても「ひな壇に並ぶだけ」の場合が多いです。

AKB48というのはおそらく良く知らない人にはそのシステムがあまり理解されていないと思います。
AKBは内部で「A」「K」「B」という公演を行う際の3つのチームに別れていますが、その1つ1つが「AKB」といえばそうですし、そうじゃないといえばそうではありません。
おそらく世間的にはAKBといえば「A」「K」「B」のそれぞれから選抜されてCDをリリースする15人ほどの人気メンバー(冠番組でも活躍)が「AKB」なんだと思います。
ただヲタからすると「A」「K」「B」という括りは相当に重要なもののようです。武道館でのコンサートで新チームの編成が発表された時の衝撃は相当なもののようでした。
今、AKBを好きになろうとしている人のほとんどは選抜メンバーから入ってくるはずです。
ただ、現状、そこから更に深くAKBに入って行くのはなかなかに難しくなっています(会えるというコンセプトが売れすぎたことにより成り立ちづらくなった)。
そこらへんを上手くやれればかなりヲタを囲い込めそうな気がします。

ハロの場合、娘。はテレビに出ますが、Berryz工房はあまりテレビに出ません。
ま、これは単にBerryz工房に対する需要が娘。に対するそれより少ないからです。
Berryz工房グループ内でのテレビへの出演頻度は(絶対的に少ないながらも)メンバーによる差は誤差の範囲内なはずです。
AKBの場合も「需要がないからそいつはテレビに出られないんだ」という考えもあるでしょうが、チーム分けをしておいてCDリリースやテレビ番組にそのチームを使わずに「選抜」という形をとって人気メンバーだけを出演させているのを見ると「供給」側が絞っているように見えます。
そこらへんが、「AKBのチームって何なの?」っていう印象を抱いてしまいます。
まあ、ハロプロは昔からの普通のグループ編成で、AKBが新しいといえばそれまでなのですが、AKBのやり方だとAKBの中にいる限りは確実に「超えられない壁」が存在してしまいますし、娘。の「保田圭」のような子はまず陽の目を見ることはないんだろうなと思います。

ただ、ハロプロの場合、「人気グループに所属できれば個人に人気がなくても何とかなる」というのは中途半端な感じに捉えられるかもしれません。
逆に、AKBは「個人で人気があれば勝負が出来るんだ」というのは潔さを感じさせるかも。
でも「言い訳Maybe」の選抜総選挙の結果は(もともとそういうコンセプトでやったものなんでしょうけど)1回しか使われないで、順位が上位だった子も結局下に落とされてるからなあ。。。