情報

ちょっと前に「食べログ」の不正行為についての報道がありましたね。
自分は使ったことはないですが、価格.comを筆頭に「他人の評価で商品を選ぶ」というサイトを使っている人は多いと思います。

(「食べログ」もカカクコムが運営してるんですね)

今でこそこの手のサイトは当たり前のように存在し、CDを買うときだって「視聴が出来て当たり前」、iTunesで曲を買うときだって「視聴が出来て当たり前」なのですが、自分が若い頃にはこのような親切なものは存在していませんでした。

もちろん「食べログ」での不正行為は許されてはならないものですが、自戒も込めて「自分で決めろ」という言葉を世間に送りたい気がします。
自分も今では何かを買うときに「価格.com」「amazon」「2ちゃんねる」を見つつ、検索してその商品について書いているブログを読んじゃったりしてますが、昔はそうじゃなかったんですよね。

そして、最近深刻なのがアイドルにもその傾向があることです。
自分は現場に行くようになってすぐインターネットを始めましたが、当時は回線も細かったですし、そこまで便利なツールもなかったので、インターネットといっても実際は狭い範囲内で知り合い同士が馴れ合うといったものでしかなかった気がします。
今はtwitterがとにかく便利過ぎますね。mixiはマイミクが知り合いに限定される傾向があるので便利さはあまりないですが、twitterが基本的にフォローは自由ですから誰をフォローしてもいい。
そうなると、アイドルの情報がそのアイドル本人から、運営から、ヲタからとどんどん入ってきます。
これが「そういうアイドルがいるよ」ってだけの情報なら別に問題ないのですが、いかんせんヲタからの場合は様々な色が付いて情報が入ってくるので厄介です。
なんというか、他人に自分が好きなアイドルを決められている気分になってくることも。
もちろん、テレビを見て好きになったり、雑誌を見て好きになったりするのも誰かがその子を取り上げてるのを見て好きになってるわけですから同じようなものなのですが。。。
ただ、昔と違ってここまで情報が氾濫しているとなかなか自分の考えだけを基盤に動くのは本当に難しいです。
少なくとも現場で本物を見るまでは無駄な情報は欲しくない感じなんですけど、だからってネット遮断するなんて出来るわけないしね。

知らない方が幸せだし、楽しかったなって思ったり。


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